本日のお酒は埼玉から、小川町の地酒三蔵 飲み比べ!
意外にも、埼玉県はお酒の出荷量が全国第4位。
蔵の数では全国20位で、現在35蔵。
その中でも秩父にほど近い「小川町」という和紙の里として知られる町があります。
今回はこの小川町に残る三つの蔵からお酒をご用意しました!
◯磨(みがき) 〜純米吟醸〜
殆どが地元近辺で消費されるため、余り見かけることはないものの、地元で30年間愛され続けるブランド。
お米の香りにこだわる味わいの深い純米吟醸酒。
■蔵元:武蔵鶴酒造
■都道府県:埼玉県
■原料米:国産米
■精米歩合:60%
■アルコール度数:15~16%
◯鶴(つる) 〜土蔵仕込み〜
磨と同じ武蔵酒造。普通酒用に仕込まれた原酒の味をそのままガッツリ醸造用アルコールで度数21度まで高めた強者かと思いきや、これがまた飲みやすくきりっと旨い。
■蔵元:武蔵鶴酒造
■都道府県:埼玉県
■原料米:国産米
■アルコール度数:21%
◯晴雲(せいうん) 〜純米吟醸〜
やや辛口の純米吟醸酒。
スッキリとした中にも米のうまみのが生きています。
原酒ならではの米のうまみとコクはあるものの、優しいバランスであと味がゆっくりとフェードアウト…。上品なお酒です。
■蔵元:晴雲酒造
■都道府県:埼玉県
■原料米:さけ武蔵・彩のかがやき
■精米歩合:60%
■アルコール度数:15%
◯帝松(みかどまつ) 〜純米吟醸〜
こちらもバランス酒。
まさしく水の味が美味いのが素直に伝わってくるような純米酒。精米歩合70%だが雑味は強く感じられない。
良質な地下天然水で醸した逸品。
帝松特有のまろやかな口当たりとすっと引く後味が特徴で、綺麗な味わいでありながら、しっかりとした米の旨みを感じられるお酒です。
ラベルには世界無形文化遺産にも登録されている、小川町の手すき和紙を使用。
ラベルは日本酒の顔ですね
■蔵元:松岡醸造
■都道府県:埼玉県
■原料米:国産米
■精米歩合:70%
■アルコール度数:15%
昔はレコードの「ジャケ買い」なんてありましたが、日本酒も試飲ができない場合はラベルも大事ですね!
0コメント